タイ渡航の前には必ずパスポートの残存有効期限をご確認ください!!
国際規定で決められている入国時のパスポート残存日数
国によっても違うみたいですがタイでは国際規定により、旅行・移住に限らず
入国時にパスポートの残存有効期限が『6ヶ月以上+滞在日数』以上残っている必要があります。
タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。(引用|amazing THAILAND)
場合によっては税関での入国審査にて入国を拒否されることもありますので
渡航前には必ずパスポートの残存有効期限をご確認ください。
なお更新は、現在お持ちのパスポートの有効期限が1年未満になったら更新の手続きができます。
パスポートの新規取得・更新はご自身の住民票がある各県パスポートセンターで申請が可能です。
新規取得・更新にかかわらず申請から一週間ほどで受け取りができます。
パスポートの更新料金
料金は共に以下の通り。全国共通です。
10年間有効 | 16,000円 |
5年間有効(12歳以上) | 11,000円 |
5年間有効(12歳未満) | 6,000円 |
詳しい場所や手順などは各県のパスポート申請先ホームページをご確認ください。
また2023年より、マイナンバーカードをお持ちの場合は
オンラインでもパスポート更新ができるようになったようです。
詳しくは以下のサイトをご確認ください。
パスポート更新で旅券番号が変更されると…
実はパスポートの旅券番号が変わると、以前に使っていたパスポートの渡航履歴は引き継がれません。
従って、パスポートが新しくなると『滞在していた期間』や『取得していたビザの履歴』がリセットされます。
『ED(教育)ビザ』を使ってタイで長期滞在を検討されている場合、
パスポートは有効期間が5年間のものの方が便利なことがあります。
詳しい理由に関しましては、以下の記事をご確認ください。
またタイでの長期滞在に際して必要な『タイの主なビザの種類と取得条件』に関しましては、以下の記事をご確認ください。
【体験談】残存有効期限が足りなくても入国できた
自身は2022年11月中旬に母と従兄弟と3人で旅行に行きました。
LCCで関西空港から福岡で乗り継ぎ、タイへ向かうというものだったのですが
出発当日、福岡からタイへ向かう便のオンラインチェックインをしようとした時に
従兄弟のパスポート番号でだけチェックインができません。
パスポート番号も確実に間違えていないのに何度トライしてもできませんでした。
慌てて原因を調べたところ、タイ入国には6ヶ月以上のパスポート残存日数が必要なのに対して
従兄弟のパスポート期限は翌年2023年の1月末まで。残存友好期限はわずか2ヶ月。
当時はタイ入国に6ヶ月以上の残存日数がいることは全く知らず、冷や汗が止まりませんでした。
とりあえず福岡へ向かい、福岡のテェックインカウンターで状況を説明してみると
「ご搭乗いただくことはできるが、入国審査で何かあった場合の責任は取れない。」
との条件で搭乗はさせていただけました。
入国できるのかできないのかわからないまま、福岡からバンコクへ約5時間のフライト。
当然ソワソワして機内では眠ることも落ちつくこともできず、ついにバンコクに到着してしまいした。
税関には入国審査で多くの外国人観光客が並んでおり。僕たちもハラハラしながら並ぶ中
母が先に入国審査を通過し、とうとう従兄弟の番が回ってきました。
英語が少し話せる僕は、何かあった時のために従兄弟の後ろに並んでバックアップ体制。
後ろに並ぶ人は手続き中の人から少し離れて並ぶ必要があり、従兄弟の手続きを見ていると
やはり何かをスタッフから言われている様子。
困っている従兄弟に慌てて駆け寄ってみると、税関スタッフが僕に向かって
「パスポートがもうすぐ切れそうだ。」と一言。
慌てて「切れてはいないので、今回は入国することはできないか?」と応戦。
帰ってきた返答は
「もうすぐ切れそうなので、次回の入国時には更新が必要だと伝えているだけだ。」とのこと。
そのまま特に手続きもなく入国を許可していただき、なんとが全員で入国をすることができました。
なお、Twitter(X)などを確認していると6ヶ月の残存日数を下回っており
入国を拒否されたケースも見受けられます。
税関スタッフのあたりが良かったのか、従兄弟が初めてのタイ入国だったから大丈夫だったのか
理由はわかりませんが、2ヶ月の残存日数でも入国ができた実例でした。
パスポートは住民票を抜く前に更新を
海外転出届を提出し、住民票を抜いてから日本国内でパスポートを更新することは可能ではありますが
通常の必要書類では更新ができない場合や、通常とは異なった手順で手続きを行う必要がある場合もあり
通常の更新よりも時間がかかってしまうことがありますのでご注意ください。
『海外移住で住民票を抜くメリット・デメリット』については以下の記事をご確認ください。
筆者のXアカウント
本記事について、ご質問がある方は筆者のXアカウントをフォローしてお気軽にDMをください。
わかる範囲で回答をします。
【筆者Xアカウント】https://x.com/___justtommy
コメント