低予算でタイで長期滞在するには、EDビザがおすすめ!
タイで長期滞在をするために必要なビザの一つとして
EDビザ(教育ビザ)を取得される方が多くおられると思います。
筆者自身も教育ビザを取得して滞在をしています。
今回は『パタヤでEDビザが取得できる おすすめの語学学校と取得費用』をご紹介します。
タイにおけるED(学生)ビザの現状
EDビザを取得することにより、同じ言語を学習する場合は最大3回(3年)まで契約をすることができます。
例えば、英語コースを1年間受講しながらタイに滞在したい場合は
英語コースを3回まで契約を更新することができ、年に一度学校と契約をすることで
英語留学という形で最大3年間滞在することができます。
また、英語でのEDビザで3年間滞在した後、タイ語など修学する言語を変えて再契約すると
さらに3年間(合計6年間)滞在できるというのが現状です。
図のように3年ごとに受講する言語を変えることで、より長く滞在が可能です。
タイでの滞在においてEDビザ以外でも必ず90日に一度、ビザを取得後もビザを更新する必要がありますが
料金を払うとスクールが代理でやってくれる場合がほとんどです。
「EDビザの発行には約30日(長ければ45日)ほどかかる」とどの学校に問い合わせても言われました。
余裕を持って申請をされることをおすすめします。
『タイでの教育(ED)ビザ取得までの流れ』については、以下の記事をご確認ください。
一度目の契約には1ヶ月ほどの時間がかかりますが、90日に一度のビザ更新はそこまで時間がかからず
2週間ほど待てばパスポートが手元に返ってきます。
パスポート更新で旅券番号が変更されると…
実はパスポートの旅券番号が変わると、以前に使っていたパスポートの渡航履歴は引き継がれません。
従って、パスポートが新しくなると『滞在していた期間』や『取得していたビザの履歴』がリセットされます。
上記のように、1言語につき3年間の契約・滞在が可能であると解説をしましたが
パスポート更新をすると旅券番号が変更されますので、以前に修学した言語においても
もう一度、3年間の契約・滞在が可能となります。
現段階では、パスポート更新による事実上の『EDビザの無限ループ』での長期滞在が可能です。
語学学校や時期によってはできない可能性もありますので、詳しくは現地の語学学校までお問い合わせください。また、バンコクの学校では語学学校でのEDビザの契約が1年しかできないとのお話も耳にしました。
しかし語学学校によっては、2言語(英語・タイ語)しか教えていない学校もあります。
そうなるとその2言語のみの取り扱いしかない学校に通いながらは、
最大6年間しか契約・滞在ができないということになります。
他の国の言語を教えいている別の語学学校と契約をし直せば良い話ですが、
せっかくできた現地での友達と授業で会えなくなってしまったり、手続きが面倒だったり、学校が家から遠くなってしまったりします。
そこで、4・5年に一度はビザの履歴をリセットできるように
移住前に新しくパスポートを作ってから渡航される方や、パスポートの更新が迫っている方は
『5年間有効のパスポート』を作成されることも手段の一つです。
日本のパスポートの更新は日本国内だけでなく、タイ国内にある日本大使館にて更新をすることも可能です。
更新は原則として、残存有効期限が1年を切ると可能となります。
『パスポートの更新』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。
語学学校との契約に必要なもの
EDビザを取得する上で必要になるものは以下の通りです。
・パスポート
・賃貸契約証明書(タイで賃貸契約をした際にもらえる書類)
・タイの電話番号
・(スクールによっては)タイの知人の電話番号
タイ国内でスクールの契約を行う際は必要書類として賃貸契約証明書の提出を求められるスクールがほとんどでした。
スクールとの契約の前にコンドミニアム(賃貸物件)の契約を済ませておくと良いです。
また、タイでの電話も求められますので、必ずタイのケータイキャリアとの契約も済ませておいてください。
学校によってはタイの知人の電話番号を求められますが、筆者は当時タイに来たばかりで知人などはいなかったので、賃貸オーナーに許可をとり、オーナーの電話番号を記載しました。
タイでの賃貸物件の探し方や契約方法については、以下の記事でまとめています。
パタヤのおすすめスクール
それでは自身が回ったパタヤの語学スクールを紹介していきます。
①Pattaya Japanese Language School
セントラルパタヤ付近にある『Pattaya Japanese Language School 』です。
スクール名に『Japanese』と付くだけあって、生徒は全員が日本人ということではないみたいですが
日本語での対応をしっかりしてくれるので安心してEDビザ取得の申請ができます。
テレビ番組『マツコ会議』でも取り上げられたことのあるスクールでもあるようです。
料金は以下の通り。
個人レッスンのみであるため、料金は他のスクールと比べて全体的に少し高い印象がありますが
日本語で対応していただけるので安心して契約を結ぶことができます。
日本人が日本語を学ぶという選択を省いて、一番安いコースで
タイ語取得コースが年間60レッスンでビザ発行も含めて、年間78,200バーツ(約318,000円)となっています。
こちらの料金は90日に一度のビザの更新費用も含まれているようです。
『Pattaya Japanese Language School 』
【営業時間】
火曜〜金曜 12:00 〜 21:00
土曜・日曜 9:00 〜 21:00
月曜定休日
②Pro Language School
こちらもセントラルパタヤ付近にあります『Pro Language School』です。
料金は以下の通り。
最初に登録料などを払い、3回目の支払いからは
90日のビザの更新の手数料として5,000バーツを、都度支払うというシステムのようです。
一番安いタイ語取得のグループレッスンコースは年間30時間受講可能で
ビザ発行費用も含めて、年間46,000バーツ(約184,000円)となっています。
『Pro Language School』
【営業時間】
月曜〜金曜 9:00 〜 20:00
土曜 9:00 〜 18:00
日曜定休日
③PLC SCHOOL & TRAINING CENTRE
『PLC SCHOOL & TRAINING CENTRE』は先ほど紹介をさせていただきました
『Pro Language School』の道を挟んですぐ斜め向かいにあります。
料金は以下の通りです。
一番安い安いタイ語取得の年間60時間受講可能なグループレッスンは
授業料だけだと17,000バーツ。そこに90日ごとのビザ更新費用が都度5,000バーツ×3回の15,000バーツ。
さらにタイ国内でビザを発行する場合はビザ発行料金として15,000Bを請求されるシステムで
合計するとビザ発行も含めて、年間47,000バーツ(約188,000円)となります。
一般的にはビザ発行は1ヶ月前後だと学校側から言われますが
このスクールでは『滞在可能期間が35日〜45日間以上ある状態で申請に来ること』との記載があるため
他のスクールよりも余裕を持って申請に行く必要があるのかもしれません。
『PLC SCHOOL & TRAINING CENTRE』
【営業時間】
月曜〜金曜 10:00 〜 18:00
土曜 10:00 〜 17:00
日曜定休日
④Easy ABC Language School
ジョムティエン付近にある『Easy ABC Language School』です。
対応してくださったロシア人スタッフの方がとても丁寧に説明をしてくれたことが印象的です。
料金は以下の通り。
自身が訪れた際はプロモーションがやっていましたが
いつもやっているのか、いつまでやっているのかなどはわかません。
一番安いコースがグループレッスンがビザ発行も含めて、年間49,900バーツ(約199,600円)となります。
週に4回の授業があり、英語かタイ語どちらを受講したいかを初めに選べるようです。
『Easy ABC Language School』
【営業時間】
月曜〜金曜 9:00 〜 18:00
土曜 9:00 〜 16:00
日曜定休日
⑤Excel Language School
『Excel Language School』はパタヤ中心街から少し離れた位置にあり
セントラル付近にお住まいの方が通われるには少し不便かもしれません。
料金は以下の通り。
一番安いコースが英語・タイ語どちらも選択可能なグループレッスンが年間120時間受講可能で
授業料とビザ発行で32,000バーツ。
(なぜか22,000バーツを修正して32,000バーツと書き直されましたが最近値上げしたのでしょうか…)
そこに90日ごとのビザ更新費用が都度5,000バーツ×3回の15,000バーツ。
合計するとビザ発行も含めて、年間47,000バーツ(約188,000円)となります。
受講できる年間の総時間に対する値段のコストパフォーマンスが一番良いのは
自身が回った中ではこのスクールでした。
『Excel Language School』
【営業時間】
月曜〜木曜 9:00 〜 19:00
金曜日 9:00 〜 18:00
土曜・日曜定休日
※ホームページは見当たりませんでした。
低予算での長期滞在なら学生ビザ
今回は自身がEDビザを取得の際に回った中で、おすすめの語学スクールをご紹介しました。
他にも何件か回りましたが、雰囲気のよかった5件をピックアップしました。
EDビザの年間の維持費としては45,000バーツ〜48,000バーツあたりが相場なのかなという印象です。
気になるスクールがあった方は、詳しい内容はスクールまで問い合わせてみてください。
その他『タイの主なビザの種類と取得条件』については、以下の記事をご確認ください。
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