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【結局いくら必要?】タイ移住に必要な『初期費用』【徹底解説】

タイの移住には実際どのぐらいの初期費用がかかるのかなあ…

タイ移住をご検討されている方が一番心配されているであろう移住に必要な初期費用。

今回は自らの経験を基に、『タイ移住にかかった費用』を解説します。

タイでは近年、ビザがない状態で現地の銀行口座を開設することは難しく

渡航の際にある程度のキャッシュを持っていく必要があります。

大体どれぐらいキャッシュを持っていけばいいのかの目安も

併せて説明をさせていただきますのでぜひ最後までお読みください。

タイ移住を検討されている方のご参考になれば幸いです。

目次

2024年のビザ制度の改定

執筆当初と現状が異なり、2023年まではノービザ(パスポートのみ)での滞在期間は30日間だったのですが、2024年から60日間の滞在が可能となりました。それに伴い、本記事の内容は要所で修正・追記をしております。

2024年のビザ制度の改定』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。

タイ移住に必要な項目

移住に必要だったものは大きく以下の通り。

渡航一回目

航空券(LCC 関西空港 → バンコク)

ホテル代(9泊分)

コンドミニアム賃貸契約費と1ヶ月分の家賃

1ヶ月分の生活費

生活用品

渡航二回目

航空券(LCC バンコク ⇄ 関西空港)

ビザ申請費(ED(教育)ビザ取得)

2ヶ月分の家賃

2ヶ月分の生活費

自身の場合は日本を出国前にビザの申請・取得をせず、ノービザ(パスポートのみ)で入国をしました。

事前にビザや住居地など、何も用意をしていない状態からの移住スタートです。

一度の渡航では30日間しかタイにいることができないため

移住が完了するには、おおよそ3ヶ月間。二回の渡航が必要でした

一回目の渡航で生活環境を作り、二回目の渡航でビザを取得しにいくという流れです。

現在は一回のノービザ入国で60日間滞在することができますので、移住に必要な渡航回数も減らすことが可能です。

【渡航一回目】内訳

①航空券(関西空港 → バンコク)

一回目の渡航なので往路のみの購入です。

費用を抑えるため、LCCを乗り継いで格安で渡航しました。費用は21,650円

②ホテル代

賃貸物件も現地に着いてから探しましたので

最初は出国前に事前に予約しておいたホテルに滞在していました。

バンコクで2泊、パタヤで7泊ほどし、その間に賃貸物件を探しました。

【バンコク2泊】

【パタヤ7泊】

9泊の合計費用は11,929円

③コンドミニアム賃貸費

賃貸契約をする際にはデポジットとして、2ヶ月分の家賃と入居するその当月分の費用

合わせて3ヶ月分を支払う必要がありました

3ヶ月分の合計で21,000バーツ(約84,000円)。 

④1ヶ月分の生活費

自身は家賃を合わせても月々約50,000円で過ごせてしまいます。

自身の場合は家賃が月々約28,000円

生活費は水道光熱費や通信費など込みで、1ヶ月あたり約22,000円ほどです。

タイでの生活費』については別記事にて解説しています。

⑤生活用品

新生活を始めるにあたり、生活用品を揃える必要があります。

タイの賃貸物件には家具と家電が最初からついている物件が多くあります

そういった物件を選べば大きな出費はありません。

買った家電といえば『扇風機』、『ドライヤー』、『掃除機』ぐらいで

自身の物件には物干し竿がなかったため

これらをタイの通販サイト、『Lazada』で購入しました。

【掃除機が約2,184円(送料込み)】

【扇風機が約1,288円(送料込み)】

【ドライヤーが約1,504円(送料込み)】

【物干し竿が820円(送料込み)】

それ以外の生活用品(タオルやシャンプー・ボディソープ、洗濯用洗剤など)は

街のショッピングセンターや薬局で購入。

特にこだわりがなければ、これらも約10,000円ほどあれば全て揃うはずです。

家電や物干し竿、その他の生活用品の費用は合計で約16,000円

渡航一回目 必要キャッシュ

一回目の渡航での必要経費を合計すると約155,579円

ノービザで滞在可能な日数が30日 (現在は60日)なので

一度日本へ帰国をし、再度タイへ入国をして30日間 (現在は60日)の滞在可能期間を確保します。

(このように、タイに入国して滞在可能期間ギリギリまでノービザで滞在し、一度タイを出国して再度入国して滞在期間をリセットすることを『ビザラン』と言います。)

ビザラン』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。

帰国した際に再度キャッシャを用意し、日本を出国しました。

【渡航二回目】内訳

⑥航空券(LCC バンコク ⇄ 関西空港)

バンコクから関西空港まで往復で68,840円

航空券は日によって大きく値段が変わります。

⑦ビザ申請費(教育ビザ取得)

長期滞在に必要なビザの申請を行います。

ビザにはさまざまな種類がありますが、自身の場合は『ED(教育)ビザ』を取得しました。

タイの主なビザの種類と取得条件』については、以下の記事をご確認ください。

EDビザを取得の際は語学学校と契約をする必要があり、

契約の際は賃貸の契約証明証の提示を求められることが多いので

教育ビザ取得には事前にコンドミニアムなどの賃貸契約は必須です。

タイでの賃貸(コンドミニアム)の探し方と契約方法』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。

上画像は学校と契約をした時に請求された費用ですが、ほとんどの学校が契約の際にある程度の申請書類を記載すると、ビザの取得までを代行してくれます。

ビザ取得費用、授業料が込みで約128,000円

ビザの取得には1ヶ月ほどの時間が必要であり

パスポートを預ける必要があるため取得手続き中の1ヶ月間は帰国はできませんので注意が必要です。

EDビザ取得の流れ』については以下の記事をご確認ください。

また、ノービザでタイに滞在可能なのが30日間 (現在は60日間)。

ビザ取得にも約1ヶ月の期間が必要なので

タイへ入国してすぐに語学学校と契約をする必要がありますが、現実的ではありません。

あらかじめ一回目の入国で契約する語学学校の目星をつけていたとしても

再度入国してすぐに契約ができてギリギリ取得に間に合うか間に合わないかです。

現在は一度の入国でノービザで60日間の滞在が可能なため、余裕を持ってビザの申請ができるかと思います。

入国してしばらくが経ち、ノービザでの滞在可能期間が少なく、ビザの申請と取得までの1ヶ月が確保できない場合には

入国後に一度だけ『イミグレーション(入国管理局)』で、費用を支払って手続きをすることで滞在可能期間を30日間延長してもらえます

滞在期間延長の費用は1,900バーツ(約7,600円)。

ビザ(滞在期間)の延長方法』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。

⑧2ヶ月分の家賃

先ほども記述しましたように、学生ビザの取得の場合には1ヶ月ほどかかります。

なので『学校と契約をしたその当月分の家賃』と

『ビザ発行で続きが終わってパスポートが返ってくる翌月分』

計2ヶ月分の家賃が必要になってきます。

費用は7,000バーツが2ヶ月分なので約14,000バーツ(約56,000円)。

⑨2ヶ月分の生活費

生活費も家賃と同様に2ヶ月分が必要になってきます。

費用は約22,000円が2ヶ月分なので約44,000円

渡航二回目 必要キャッシュ

二回目の渡航での必要経費を合計すると約304,440円

ビザを取得できると銀行口座の開設が可能となりますので、取得後は日本でキャッシュを用意する必要がなくなります。

結局いくら必要なの?

これら全てを合計すると約460,019円になります。

細かな移動の費用や途中で出会った人との交際費などは含んでいませんので

実際にはもう少しかかっているとは思いますが

自身はタイ移住の初期費用として大まかにはこれぐらいかかりました。

また、タイのショッピングモールやレストラン、コンビニでは

ほとんどの場所でクレジットカードを使うことができますが、

安くで美味しいご飯が食べられる屋台やタクシーなどはまだまだキャッシュ払いのみ対応のところが多いです。

(厳密には屋台やタクシーもQR決済が可能ですが、タイの銀行口座を持っている必要があります。)

以上が自身がかかったタイ移住費用になります。

ぜひ参考にしてみてください。

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わかる範囲で回答をします。

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この記事を書いた人

滋賀県出身 1996年生(28歳)
2019年4月に大手リフォーム会社へ入社 営業成績が同期で全国一位に
→タイ移住を目標に仕事をしながら英会話学習と貯金に励む
→2022年12月に退社
→2023年2月にタイ(パタヤ)へ移住
お箸は左利き、筆記は右利き。

フジテレビ『めざまし8』にて取り上げていただきました

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