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【デュアルSIM】スマホ1台で『日本と海外の回線を同時』に所持する方法【海外渡航には必須】

海外でのスマホの通信はどうしたらいいんだろう…

渡航移住となるとスマートフォンの通信をどうすべきなのか悩まれる方が多いかと思います。

実は1台のスマホに2枚のSIMカードを搭載することにより

海外の回線と日本の通信を使い分けること(デュアルSIM)が可能です。

今回はその機能と『スマホ1台で日本と海外の回線を同時に所持する方法』にいつて解説をしていきます。

目次

『SIMカード』とは

『SIMカード』にはキャリアで契約をした識別情報や電話番号などが記録されています。

SIMカードは契約した携帯キャリアを通じて電話をしたりインターネット通信をしたりするのに必要なものです。

携帯内の写真データや動画などをSIMカードで保存していると思われがちですが

実際に写真データなどを保存・管理しているのは携帯本体内のストレージや契約をしているクラウドです。

Wi-Fi環境下でスマホを使うのであれば、SIMカードがなくてもインターネットを使うことができますが

スマホを屋外で使う上で常にWi-Fi環境下にいることは極めて困難です。

SIMカードがなくても写真などを撮ってスマホ本体に保存をすることはできますが

Wi-Fi環境下でなければ撮った写真をスマホでインスタグラムに投稿したり、YouTubeを見たり、電話をすることができません。

『デュアルSIM』とは

デュアルSIM』とは、1台のスマホに2枚のSIMカードを搭載することにより

通信を使い分けることができるという機能のことです。

別の携帯キャリア、もしくは同じ携帯キャリアでSIMカードを2枚契約して

1台のスマホで回線を切り替えることができます

どちらの通信回線(SIMカード)を使うかの切り替えもスマホ内ですることができ、

電話番号も2つ所持することが可能です。

必ずスマホがSIMフリーの状態でないと2つのSIMカードを使うことができませんので

事前にご自身のスマホがSIMロックが解除されているのを現在契約をされている携帯キャリアにご確認ください

デュアルSIMを活用するには、デュアルSIMに対応したスマホ端末の用意が必要です。

2021年10月1日以降にご購入をされたスマートフォンに関しましては、SIMロックはかけられていません。

対応するiPhoneの機種については後ほどご紹介します。

デュアルSIMのメリット

メリットとしては以下のようなものがあります。

スマホを2台持つ必要がなくなる

渡航後、日本の市役所などに連絡が必要になった時にキャリアのプランによっては格安で国際電話ができる

海外では日本の電話番号がないと日本でのアプリ認証などのSMSが届かないことがあるが届く

日本への一時帰国の時もスマホ内ですぐに回線を切り替えらる

『物理SIM』と『eSIM』の違い

SIMカードには『物理SIM』と『eSIM』の二種類があります。

物理SIM

物理SIM』はみなさんがよく使っている実際にカードとして差し込むタイプのものです。

一般的によく使用されているのもですが、差し替えるときに紛失の恐れがあります。

eSIM

eSIM』はすでにスマホ本体に内蔵されているSIMのデータを書き替えるだけで開通や切り替えが済み、

SIMの差し替えが不要で、オンラインでの契約ですぐに回線を開通することができます。

内蔵されているため、紛失や破損の心配もありません。

対応するiPhone機種

対応するiPhone機種は以下の図の通りです。

iPhone機種eSIMSIMカード + eSIMデュアルeSIM
iPhone 13 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11 Pro
iPhone 11
iPhone XS Max
iPhone XS
iPhone XR
iPhone X

iPhone XR 以降の機種であれば、物理SIMとeSIMを組み合わせることによって、デュアルSIMにすることができます

eSIMを日本の携帯キャリア物理SIMを現地の海外キャリアとしてセットすると良いです

現在日本で契約しているキャリアのSIMが物理SIMである場合、事前にeSIMに切り替えておくことをおすすめします。

また、iPhone 13 以降の機種であれば『デュアルeSIM』として2つのeSIMの登録も可能です。

2つともeSIM』にするのか、『1枚を物理SIM・もう1つをeSIM』にするのか

選択をできますが、どちらも通信に違いはありません。

おすすめキャリア

デュアルSIMは以下の2つのキャリアがおすすめです。

①楽天モバイル

楽天モバイル』では、通信データ使用が月に3GB以下の使用であれば月額 税込1,078円で日本の回線(電話番号)を保持することができます。

海外に移住をし、現地のSIMカードで通信をしていると楽天での通信を3GB以上使うことはほとんどありません。


さらに、海外から電話をする際も楽天モバイル専用アプリの『楽天Link』から電話をすると

iPhone・Android 共に通話料無料で国際電話をかけることができます

移住したての際は、日本での税金や行政手続きについて問い合わせる必要があることが多く

その際には『LINE』などの回線電話での問い合わせはできないため

国際電話をする必要があるシーンも度々ありますが、『楽天モバイル』であればその心配はいりません。

その上、海外での通信サービスも毎月2GBまでは無料で付いています。

海外に到着してすぐに通信ができるので、とても便利です。

楽天モバイルのお申し込み方法・回線の開通方法』については、以下の記事をご確認ください。

②LINEMO

LINEMO』も同様に月の通信データ使用量が3GB以下の場合の料金プランがあり、日本の電話番号を保持できます。

月の通信容量が3GB以下の場合の料金は月額 税込990円と少し『楽天モバイル』より88円安いです。

国際電話ができるオプションもついていますが、通話料金は発生してしまいます。

国際電話の心配がほとんどなく、少しでも料金を抑えたい方には『LINEMO』がおすすめです。

通信回線の切り替え方(iPhoneの場合)

iPhoneの場合のインターネット通信・電話回線の切り替え方は以下の通りです。

インターネット通信の切り替え

設定>モバイル通信>モバイルデータ通信』からネット回線を切り替えることができます。

モバイルデータの通信切り替えを許可』をオンにすると

使っているSIMの通信状況がよくない時などに、繋がりやすい方に回線を自動で切り替えを行います。

電話回線の切り替え

設定>モバイル通信>デフォルトの音声回線』から切り替えることができます。

デフォルトの回線を選ぶことで、電話をかける時にどちらの回線でかけるかを指定することができます。

デフォルトの設定をしても、電話をかける際にマーク部分から回線の切り替えをすることが可能です。

おすすめの格安タイSIM

タイで購入できる格安SIMの入手方法と回線の開通方法』については、以下の記事をご確認ください。

先ほど記載しましたように、『楽天モバイル』とおすすめのタイの格安SIMを組み合わせると

合わせて月額 約1,700円ほどで日本での電話番号を保持しながらタイの電話番号を保持できます

デュアルSIMで快適な海外ライフを

今回は『スマホ1台で日本と海外の回線を同時に所持する方法』ついて解説をしました。

タイへの移住の場合は先ほどご紹介したように日本とタイの2社のキャリアで契約をしても

日本での通信料の半額ほどで2つの通信回線・電話番号を保持することができます。

ぜひ移住前に日本の格安SIMをeSIMで契約の上、渡航するようにしてください。

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この記事を書いた人

滋賀県出身 1996年生(28歳)
2019年4月に大手リフォーム会社へ入社 営業成績が同期で全国一位に
→タイ移住を目標に仕事をしながら英会話学習と貯金に励む
→2022年12月に退社
→2023年2月にタイ(パタヤ)へ移住
お箸は左利き、筆記は右利き。

フジテレビ『めざまし8』にて取り上げていただきました

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