海外移住をしたいけど保険はどうしたらいいのかなあ…
万が一の病気や怪我のために備えておきたい保険。
海外渡航後も住民票を抜かず、年間収入を130万円以下に抑え
両親など親族(三頭身以内)が企業や法人に属していればその扶養に入り
『社会保険』に保険料を支払わずに加入し続けることはできます。
扶養に入ることができない場合も住民票を抜かないまま『国民健康保険』に加入し続けて渡航することにより
海外で医療行為を受けた際も日本で医療費を払い戻してもらうことは可能です。
しかし原則、海外に1年以上の滞在が見込まれる場合は
原則として出国前に日本国内で海外転出届を提出する必要があり
提出すると『国民健康保険』への加入を継続することはできません。
『海外移住に伴う社会保険・国民健康保険』について詳しくは以下の記事をご確認ください。
万が一に備え、海外移住に伴い必要となってくる何かしらの保険。
今回は『海外移住にともなう保険』と
『親族の扶養に入らなくても保険料のかからない裏技』をご紹介させていただきます。
海外移住における保険の扱い
日本で既に生命保険に加入している場合
日本で生命保険などに加入をしていて、海外に移住する予定がある場合は
出国前に海外移住手続きをすることで加入を継続することができます。
会社で共済保険などに入っておられる場合は、退社と共に解約をする必要があります。
手続きなど詳しくはご加入の保険会社やお勤め先の人事まで、お問合せください。
出国前に保険に加入する場合
出国前に保険に加入できる状況にある場合は移住をする場合でも海外旅行保険に入ることが可能です。
海外旅行保険は生命保険と違い、飛行機の遅延や欠便に対しての補償や
私物の盗難や紛失などに対しても補償がついているものが多いです。
旅行保険比較サイトで調べてみたところ
タイの場合は1年間の旅行保険料は以下のような値段でした。
東京海上やAGIの大手保険会社では年間30万円近くかかってきます。
値段が安い順に並べてみても年間20万円が最低ラインといったところです。
しっかり探してみるともっと良い保険があるのかもしれませんが
目安として保険会社での海外旅行保険の加入には
最低でも年間20万円は必要になってくることがわかります。
また、ほとんどの日本の保険会社は海外渡航中に海外から保険加入をすることができません。
日本の保険会社での保険加入をご希望の場合は必ず加入をしてから出国をするようにしてください。
保険に加入せずに出国をした場合
各国現地の保険会社と契約をする、もしくは一時帰国をして日本の保険会社と契約を結ぶ必要があります。
保険料がかからない裏技
実は海外旅行保険料がかからない裏技があります。
結論から言いますと、海外旅行保険付帯のクレジットカードを4枚用意して使うことです。
現在、会社員の方やアルバイトスタッフとしてお勤めの場合は
退社後はクレジット会社の審査が通りにくくなりますので、必ず退社前に作っておいてください。
クレジットカード付帯の海外旅行保険には
『自動附帯』と『利用付帯』の二種類があるので順番に説明をします。
クレジット付帯保険の種類
自動付帯
日本を出国後、クレジットカードを持っているだけで自動で補償を受けられるものです。
特に事前の申請などは必要なく、出国から3ヶ月(90日)間の補償を受けらるものがほとんどで
カード会社やカードの種類の種類によって補償内容は異なります。
補償期間の90日超過後も日本へ帰国し、再度出国をするとリセットされます。
利用付帯
条件はありますが海外での交通機関の支払いなど、特定の条件を満たした際に
その支払いをした時点から補償が受けられるというものです。
こちらもカードを使用した時点から3ヶ月(90日)間の補償を受けらるものがほとんどで
カード会社やカードの種類の種類によって補償内容は異なります。
カード利用からの補償期間の90日超過後も日本へ帰国し、再度出国をするとリセットされます。
組み合わせて使う
クレジットに会社によっては年会費無料にも関わらず
海外旅行傷害保険を1事故につき最大2000万円の補償をしてくれる会社もあります。
先ほど二種類のクレジットカードのうち、年会費が無料のカードを4枚選び
『自動付帯』を1枚、『利用付帯』を3枚用意します。
使い方は以下の図通りです。
まずは各国入国後は『自動付帯のカード』で入国から3ヶ月(90日)間の保険が何もしなくてもついてきます。
入国から3ヶ月経過後、用意しておいた『利用付帯のカード』を一枚使用することにより
使用した日からさらに3ヶ月の保険適用期間が生まれます。
これをまた3ヶ月後、さらに3ヶ月後と繰り返すことで
合計12ヶ月分の保険適応期間を得ることができます。
こうすることにより、1年間の海外旅行保険を無料で獲得することができるのです。
先ほども記載しましたが
日本へ帰国をするとリセットされ、再度出国をすると
そこからまた各カードごとに3ヶ月(90日)ずつの補償を受けることが可能です。
万が一、事故などで怪我をされた場合は
現地の医師の診断書や治療費の明細書、領収書などを用意して
クレジットカード会社に問い合わせると、費用請求の手続きの案内をしていただけます。
【年会費無料】おすすめのクレジットカード
年会費無料のおすすめカードについては別記事で解説をしています。
以下の記事を参考にしてください。
保険に加入し安心して海外生活を
今回は『海外移住にともなう保険』について解説をしました。
クレジットカードにもたくさんの種類がありますので
ぜひ添付のおすすめクレジットカードの記事から内容をチェックし
気になるのもかあれば渡航前に早めにお申し込み・ご準備をしてださい。
筆者のXアカウント
本記事について、ご質問がある方は筆者のXアカウントをフォローしてお気軽にDMをください。
わかる範囲で回答をします。
【筆者Xアカウント】https://x.com/___justtommy
コメント