パタヤには低コストで、とても便利な乗り物があります!!
バンコクよりバスで約2時間にあるビーチリゾート、パタヤには
電車が通っておらず、街を走るバスなどの公共交通機関もほとんどありません。
しかし移動手段の一つとして、『ソンテウ』という便利な乗り物が存在します。
今回は『パタヤの乗合バス・ソンテウの運行ルートと乗り方』について解説をします。
『ソンテウ』とは
『ソンテウ』とは、パタヤの街中を駆け巡る簡易的な乗り合いバスです。
特にバス停のような停留所はなく、街のいたるところで走っているので
必要であればその都度呼び止めて乗り込み、目的地まで行くというシステムです。
繁華街付近では約1〜3分に一度ほどのペースで通りかかるほど、頻繁に走っています。
目的地にたどり着くには、ある程度の運行ルートを把握しておく必要がありますが
ソンテウのドライバーに目的地付近まで行くのかを聞くこともできます。
慣れないうちは目的地まで向かっているのかを、 Googleマップなどで確認をしながら乗車することをおすすめします。
深夜時間帯は本数が少なくなりますが、基本的には24時間走っています。
料金は1回の乗車につき、どこまで乗っても10バーツ(約40円)と破格です。
座席は上写真のような簡易的なシートが両サイドに2つ。
満席の時や風を浴びたい場合は、後ろに立って乗車することもできます。
運行ルート
今回は『セントラルパタヤ』を中心として、セントラルから
コンドミニアムなどの賃貸物件がたくさんある『ジョムティエンビーチ』付近の運行ルートをご紹介します。
セントラルパタヤ付近(中心街)
パタヤの中心街です。
北の『ターミナル21』、中心の『セントラルパタヤ』、南の『ウォーキングストリート』と
巡回をして走っています。
中心街付近は一方通行のため、行きたい方向によってソンテウを捕まえる道が
海側(ビーチロード)なのか、そうでない道(セカンドロード)なのかが決まります。
その他セントラル付近のルート
中心街付近はソンテウが巡回していますが、もちろんそれ以外の道にも走っています。
乗ったところからどこまで行ってくれるのかはドライバーによって変わります。
目的地の途中で降ろされることも稀にあります。
途中で目的地とは違ったルートに向かって走ったり、降ろされたりした場合は
乗り換えが必要なので、また目的地の方向へ行くソンテウを拾い直す必要があります。
繰り返しにはなりますが、慣れないうちはしっかりと目的地まで向かっているのかを
Googleマップなどで確認しながら乗車されると良いでしょう。
ジョムティエンビーチ付近
『ウォーキングストリート』から南下していき、コンドミニアムが立ち並ぶ『ジョムティエン』エリアです。
上マップの緑印をしている交差点でどちらに曲がるのかはドライバーによって違いますので
目的地の方向へ曲がるのか、曲がらないのかを注意して確認してください。
また、黄色印をした交差点も曲がる場合と曲がらない場合があります。
こちらも注意をしながら乗車をしてください。
基本的にはソンテウだけでパタヤのほとんどの目的地にはたどり着くことができます。
乗り方
ソンテウの乗り方について解説をします。乗り方はとても簡単です。
①ソンテウを止める
まずは街に走っているソンテウを止めます。
道路に立って待ち、ソンテウが見えたら手を上げるなどのハンドサインをすれば停車してくれます。
よくクラクションを鳴らして「乗らないか?」とドライバーが合図をしてくれます。
停車してもらえたら素早く乗り込みましょう。
②目的地付近でブザーを鳴らす
乗り込むと座席の上にこのようなブザーがあります。
目的地付近に近づいたら、ブザーを押して降車することをドライバーに知らせます。
ブザーを鳴らすとすぐに停車してくれます。危ないですので完全に停車してから降りましょう。
ブザー音はかなり大きいので、慣れるまでは驚かれるかもしれません。
③料金を支払う
降車後、運転席の逆側(左側)からドライバーへ料金の10バーツを支払います。
大きなお金の両替ができない可能性があるので
『10バーツコイン』、もしくは『20バーツ札』を乗車前に用意しておくことがベターです。
稀に深夜時間帯などには20バーツを請求してくるドライバーもいます。その時は20バーツを支払いましょう。
ソンテウを乗りこなしてパタヤを駆け巡ろう
今回は『パタヤの乗合バス・ソンテウの運行ルートと乗り方』について解説をしました。
パタヤに滞在をしているとソンテウにお世話になる時が必ずおとずれます。
乗り方も難しくありませんので、ぜひマスターしてソンテウを乗りこなし
パタヤでの生活を充実させてください。
ソンテウ以外にも、タクシー配車アプリを使うことで、安価に目的地へ直接たどり着くこともできます。
『タイでおすすめタクシー配車アプリ』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。
また『タイでの運転免許の取得をお考えの方』は、以下の記事から手順を解説していますので、併せてご確認ください。
筆者のXアカウント
本記事について、ご質問がある方は筆者のXアカウントをフォローしてお気軽にDMをください。
わかる範囲で回答をします。
【筆者Xアカウント】https://x.com/___justtommy
コメント