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【グレーゾーン】国境を越えてタイでの滞在期間を延長する方法【ビザラン】

ビザを発行、ノービザでタイ国内で延長する以外にも、滞在期間を延ばす方法はないのかな…

タイでの滞在可能期限を迎えた後、ビザを取得せずにさらに滞在する方法はあるのでしょうか。

あまりおすすめはできませんが、『ビザラン』呼ばれる方法で滞在を延ばすことができます。

今回は『国境を超えてタイでの滞在期間を延長する方法(ビザラン)』について解説をします。

目次

2024年のビザ制度の改定

執筆当初と現状が異なり、2023年まではノービザ(パスポートのみ)での滞在期間は30日間だったのですが、2024年から60日間の滞在が可能となりました。それに伴い、本記事の内容は要所で修正・追記をしております。

2024年のビザ制度の改定』について、詳しくは以下の記事をご確認ください。

『ビザラン』とは

ビザラン』とは、滞在期間内に一旦タイから海外に出国し

国境を跨いで再入国することで、滞在可能期間をリセットするという方法です。

タイでは日本のパスポートをお持ちの方は事前にビザを発行しなくても

パスポートのみ(ノービザ)で 30日間 60日間の滞在が可能です。

タイ国内にてさらに30日間の滞在延長ができるため

一度に最大 60日間 90日間の滞在が、ノービザでも可能となります。

(↑上図は2024年版の最新のビザランの流れです。)

最大滞在期間の 60日 90日を迎える直前に一度タイから近隣国へ出国をし再度タイへ入国をすると

滞在可能期間がリセットされ、また 30日間 60日間の滞在とタイ国内で30日の延長が可能となるので

これを繰り返すという方法です。

タイ国内で30日間の滞在延長をする方法』については以下の記事をご確認ください。

ビザランの規制について

しかし近年ではこのビザランに対する規制がかなり厳しくなっています

最近ではラオスやミャンマー、カンボジアなど近隣諸国への出入国を繰り返す行為に対して、

年間2回の入国以降はビザの取得をするように勧告をする方針のようです。

(実際に自身も2度目の日本からタイへの入国の際に税関にて勧告を受けました。)

ビザランをする意図がなくても、近隣諸国への入国履歴がパスポートにて確認されると

ビザを取得する勧告を受ける場合もあります

勧告に従わずに再度ノービザで入国を試みると、入国拒否などの処分を受ける場合もあるのでご注意ください。

2024年にノービザでの滞在可能期間が増えたため、さらに取り締まりが厳しくなっている可能性があります。

空港・税関職員によって判断が違う

自身の場合は上記の通り、2回目のタイへの入国の際に

税関にて「次回はビザを取得して入国するように」と勧告を受けましたが、

実態としては入国に利用する空港によって異なったり、各税関職員のその時の判断によって異なります

要するに、『どの空港を使ってタイへ入国するのか』や『入国許可をする税関職員の性格やその時の気分』によって

勧告や注意をされる場合とされない場合があるということです。

日本では考えられませんが、いかにも海外らしい実態です。

実際、自身の知人の日本人複数人は何度も入出国を繰り返していますが

入国の際に何の勧告も受けずに入れたというケースを耳にします。

また自身はドンムアン空港にて勧告を受けましたが、スワンナプーム空港の方が勧告を受けにくいとの情報も耳にします。

明確な基準はあってないようなもので、その時の運によるとしか言えませんが

ビザランを考えられている方は、入国2回目で勧告を受ける可能性は充分にあるということを念頭において行ってください

ビザ取得の勧告を受けると、税関職員にパスポートに『O-I』と書き込まれ

入国管理のコンピューターにもデータが残るようです。

自身の場合は勧告は受けたものの、書き込みはなかったため口頭のみでの注意だったのかもしれません。

ビザラン業者がある

こちらも日本では信じられない話ではありますが、実態としてタイではビザランを請け負う業者が存在します

ビザラン業者に依頼をするとビザランツアーと題し、その業者スタッフが我々のビザランに同行をすることで

税関を勧告を受けずに通れてしまうようです。

タイでは日本に比べるとまだまだ賄賂や裏の力が蔓延しているため、その業者が税関や入国管理局に賄賂を渡すことによって

税関が何も勧告ができないような仕組みになっているようです。

詳しくはタイ現地のビザラン業者にお問合せください。

タイ近隣国でビザを取得して再入国するケースも

ビザランの勧告を受けると次回からタイへの入国にはビザがないとできなくなります

タイの語学学校に通うことで取得することができる『ED(教育)ビザ』や

現地で職を探し、現地採用にてタイの企業で働くことによって取得できる『就労ビザ』を取得すると1年以上の長期滞在が可能ですが

それ以外の方法としてはタイ以外の国で『観光ビザ』を取得する方法があります。

タイ国内にて観光ビザは発行することはできないため、タイ近隣国や日本で発行をする必要がありますが

観光ビザを取得することによって、タイへの滞在は90日間可能です

現在は観光ビザを発行しなくても『ノービザで60日間+延長30日間』と、ノービザでも一度の入国で最大計90日間の滞在が可能です。

観光ビザに関しても取得する国によって取得する難易度が異なります

日本で取得するには必要な書類が多いことや、観光ビザ発行が厳しいためあまりおすすめしません。

タイ近隣国であると、ラオスが必要書類が少なく、比較的簡単に観光ビザを発行してもらえるようです。

タイに長く滞在をしたい外国人の多くがラオスで観光ビザを発行することを耳にします。

タイでの主なビザの種類と取得条件』については以下の記事をご確認ください。

ビザラン2回目で何かしらのビザを取得しておこう

さまざなま方法をご紹介しましたが、やはりタイに長期滞在したい場合には

ビザラン2回目での滞在期間内に何かしらのビザを取得、または取得する準備をしておくことを強くおすすめします

おすすめはのビザは『教育(ED)ビザ』です。

他のビザに比べ、安価でタイに長期滞在をすることができます

教育ビザを取得するための『パタヤのおすすめ語学スクールと取得費用』については以下の記事をご確認ください。

また『タイでの教育ビザ取得の流れ』についても別の記事で解説をしています。

今回は『国境を超えてタイでの滞在期間を延長する方法(ビザラン)』について解説をしました。

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この記事を書いた人

滋賀県出身 1996年生(28歳)
2019年4月に大手リフォーム会社へ入社 営業成績が同期で全国一位に
→タイ移住を目標に仕事をしながら英会話学習と貯金に励む
→2022年12月に退社
→2023年2月にタイ(パタヤ)へ移住
お箸は左利き、筆記は右利き。

フジテレビ『めざまし8』にて取り上げていただきました

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