銀行を使って海外送金をすると手数料が高いみたいだけど、何かいい方法はないかなあ…
海外で生活や海外旅行をする上で、必ず出くわすこととなる海外送金の問題。
日本の銀行口座から海外の口座へと送金をするのにはかなり手数料を取られてしまいますが
『Wise』という送金サービスを使うと、かなり手数料を抑えて『海外送金』や『海外キャッシングサービス』を利用することができます。
今回は『Wiseを使って格安の手数料で海外送金しよう』というタイトルで、『Wise』の魅力を解説していきます。
『Wise(ワイズ)』とは
『Wise』とは、アカウントを作ることで世界中でお金の送金・支払い・受け取りができるサービスです。
実際の為替レートと格安の手数料で、日本の銀行から直接海外の銀行口座へ送金するよりも
安く海外へ送金することができます。送金手続きは全てオンラインで完了します。
Wiseのメリット
『Wise』を利用することによるメリットは以下の通りです。
①格安の手数料
隠れコストがなく、銀行などの海外送金サービスより圧倒的に送金コストが安く
最大、銀行の16倍も安い手数料で送金をすることができます。
また送金の際は明確な手数料が表示されるので、安心して送金をすることができます。
②高速送金
送金先の銀行や国にもよりますが、Wiseから海外の銀行へ送金をする場合は
約1〜2日ほどで海外の口座へ着金します。
(自身がタイの口座へ送金した場合は、Wiseから送金し毎回2分ほどでタイ口座に反映されてます。)
日本の銀行から、海外の口座へ送金する場合は約4日〜7日ほどかかることが多いため
Wiseを利用することでかなり迅速に送金を行うことができます。
③取り扱い通貨が豊富
アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、タイ、フィリピンなど
50種類以上の通貨に対応しており、世界で80以上の国と地域に送金が可能です。
④オンラインで送金できる
Wiseからの送金は全てオンラインで行うことができるため、お持ちのパソコンやスマホ端末から送金をすることができます。
もちろん、Wiseへの登録もオンラインのみで完結します。
Wiseでの送金の流れ
Wiseでの送金の流れは以下の通りです。
日本の口座から登録したWiseアカウントの口座に入金をし、
入金したお金をWiseから海外の銀行口座へと送金するという流れです。
日本の銀行口座から、Wiseへの入金は数分で完了します。
一度Wiseを介することにより、格安で送金することができるという仕組みでが
Wiseからの送金を受け取るためには、送金先(海外)の銀行口座を開設する必要があります。
海外の銀行口座が必要ですが、渡航前に前もって登録をすることができ
登録への必要書類が国内での方が簡単に用意できるため、出国する前にWiseへ登録しておくことをおすすめします。
『タイでの銀行口座の開設方法・手続き』については以下の記事をご確認ください。
実際どれくらい送金手数料がお得なのか
手数料が格安と言っても実際どれくらい安いのでしょうか。
以下は『2023年7月14日時点で100,000円を送金した場合』の比較です。
一見すると海外送金手数料の安さは『WESTERN UNION』や『PayPal』の方が安いですが
為替レートに含まれる為替手数料により、最終的な受取額は『Wise』の方が多く受け取ることができます。
為替手数料は公開されていませんが、送金シミュレーションで適用される為替レートを確認することが可能です。
銀行と比較すると、手数料の安さ・受取額の違いは一目瞭然です。
海外口座がない場合は『キャッシング』『デビット払い』が可能
Wiseには送金以外にも登録後に『Wiseデビットカード』を作成し活用すると
海外口座がなくても、格安の手数料で現金を引き出すことができる『キャッシングサービス』など
様々なサービスを利用することができます。
デビットカードの作成には、デポジットとして1,200円の費用がかかりますが
支払った1,200円はWiseのアカウントへ入金され、使用することができるので
『実質無料』でWiseデビットカードを作成することができます。
デビットカード作成・受け取りの際、作成されたカードを受け取ることができる国が限られています。
(タイ国内では受け取ることができません。)
あらかじめ日本国内で作成・受け取りをしてから渡航されることをおすすめします。
①キャッシング
Wiseを通すとキャッシングサービスも格安で利用することができます。
これにより、海外に銀行口座がなくても海外のATMから現金を引き出すことができます。
Wiseデビットカードを使うことで、海外で銀行口座がなくてもWise内に入金をしている状態であれば
世界中のMastercardマークが付いたATMで現地通貨を引き出すことができます。
引き出す際、月に2回(合計30,000円まで)は手数料無料で引き出すことができますが
3回目以降は『手数料70円+(引き出した金額×1.75%)』の手数料が発生します。
他のデビットカードでキャッシングをする場合と比較すると、かなり格安でキャッシングサービスを利用することができます。
タイのATMでキャッシングを利用する場合は
上記の手数料に加えてタイの銀行によるNetwork feeとして220バーツ(約880円)が徴収されます。
国によってこのような制度がある可能性があります。
また『Wise』へのご登録を下ボタンより行なっていただき、『Wiseデビットカード』を作成いただくと
初回の75000円分のキャッシングに対しての『キャッシング手数料が無料』となりますので、下ボタンからご登録をいただけるとかなりお得です。
②デビット払い
またWiseの口座に入金をした金額分、デビット払いという形でカードを利用した支払いも可能です。
MasterCardが利用できるお店であれば、お会計の際にカード払いにてWiseのカードを利用して決済することにより
Wise口座内に入金をしている金額から、お会計の金額分が即座に引き落とされます。
上画面の場合、チャージされている金額『2,495.4バーツ』分を
Wiseデビットカードを使ってショッピングやレストランなどで利用することができます。
Wiseデビットカードを使って決済をされた際の『手数料は無料』です。
Wise登録に必要なもの
Wiseの登録に際して必要なものは以下の通りです。
日本に住民票がある場合
以下の二つの項目の中から一点ずつ用意する必要があります。
日本の顔写真付き身分証明書
・マイナンバーカード
・日本の運転免許証
・2020年2月以前に発行された日本国パスポート
・在留カード
上記からいずれか一点。
マイナンバーが確認できる書類
・マイナンバーカード
・マイナンバー通知カード
・6ヵ月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票
上記からいずれか一点。
なお、マイナンバーカードがあれば
一つで『日本の顔写真付き身分証明書』と『マイナンバーが確認できる書類』の両方を兼ねられます。
住民票を抜いて海外在住の場合
日本での住民票を抜き、すでに海外で居住をされている方は
『マイナンバーが確認できる書類』は必要ありません。
海外に住んでいる場合、『パスポートなどの身分証明書』と
現在の『海外住所が確認できる書類』で本人確認が可能です。
海外住所が確認できる書類
・公共料金の請求書:電気、ガス、電話
・銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
・税金の通知書
・運転免許証(住所と有効期限が記載されているもの)
・他金融機関や政府機関発行の書類
『パスポートなどの身分証明書』と上記から一点が必要となります。
Wiseを使って送金をお得に
今回は『Wiseを使って格安の手数料で海外送金をしよう』と題し、Wiseの魅力を解説しました。
手数料が格安、かつ、高速で海外送金ができてしまうWiseを使わない理由がありません。
ぜひ上ボタンから登録をし、Wiseを使って快適な海外生活をお送りください。
『Wiseでの送金方法』については、以下の記事で詳しく解説をしていますのでご確認ください。
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